同訴訟では原告側と国の和解基本合意が今月15日に結ばれたが、製薬会社は態度を明らかにしておらず、被害者へ謝罪もしていない。加害責任を認めたうえでの被害補償と感染実態の調査を求めた原告代表の山口美智子さん(51)らに対し、日本製薬は「被害者救済法の趣旨を踏まえ、誠心誠意対応する」と回答するにとどまり、和解の具体的な見通しは示さなかった。
日本製薬が製造販売していた第9因子製剤「PPSB−ニチヤク」では、原告207人のうち5人が投与されC型肝炎に感染した。ほかの被告企業は田辺三菱製薬(大阪市中央区)と子会社のベネシス(同)。【清水健二】
毎日新聞 2008年1月29日
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